電子化
紙の台本にはペンで書き込みができる。
この点において電子化した台本は不利だと思う。
でも紙版と電子版は両立できる。
電子化することとペーパーレス化は違うと思っている。
電子版はスマホに入れるだけなので持ち物として増えない。
移動中にさっと取り出したり、検索したりできる。
立ち稽古でも持ちやすい。
台本の改訂を瞬時に共有できる。
複数人で共著するのにも向いている。
先に電子版を作って紙版を出力したっていい。
だから何とか電子化を進めていきたい。
取組
電子化するにはフォーマットが必要だ。
Word のようなバイナリではなくテキスト形式が良い。
Fountain (日本式) というのを考えてみた。
それを扱うライブラリも作った。
そのライブラリの機能を使える API も公開した。
そのデータを見るビューアも作った。
ただしメンテしにくいので作り直し中。
今後
ビューアを作り直して、もっと高機能にしたい。
- 役ごとにセリフのスタイルを変える。
- 役ごとにセリフにアイコンをつける。
- ト書きから音声ファイルを再生する。
- 香盤表を生成して表示する。
- 設定のインポート/エクスポート。
ライブラリを高機能にしたい。
- PDF 出力をもうちょっとマシにする。
- 対応フォーマットを増やす。
- セリフ数などメタデータを出力する。
これらを軸にした Web システムを作りたい。
- 誰がいればどのシーンが出来るかのチェック。
- それを元に稽古のプランをする。